得をする靴の選び方・メンテナンス


新しい靴を買って履いていると 「足が痛くて靴を脱いで裸足になりたい!」 というような経験は誰しも1度や2度はしているのではないでしょうか。 そのような過程を経て足に馴染み、あなたの足に合った世界に1足しかない靴になるのです。
その靴が減ったソールを張り替えることにより、真新しく生まれ変わり、見た目にはもちろん、履き心地もオーダーしたようにフィットするという体験を、是非していただきたい。 最初のソールが傷んできた頃に履きやすくなる、車で言えば”慣らし運転”が終わったところなのです。
さぁ、タイヤを取り替えて、快適ドライブを!



<1> 靴の選び方・購入に際して
修理できるように作られた靴を、お選びください。(そうでない靴もあるのです。カメラで言えば使いきりカメラのような)
靴というのは作られ方(製法)が何種類かあるのですが、それで言えば間違いないのはグッドイヤーウエルト製法で作られた靴。
もっと簡単に、語弊があるかも知れませんが、一番わかりやすい基準、価格で判断すると、やはり最低3万円出していただければ、十分に良い靴が手に入ります。 それを最低3足まずご用意ください。
初期投資としては少し掛かってしまいますが、それで10年履ければ十分に元は取れます。
その3足をローテーションして履いてやる事で、1日履いて吸った汗などの湿気を放出し、靴の寿命がグンと延びます。 (野球のピッチャーと同じですね)
ソール(底)が、革製が足が蒸れずに馴染みやすいです。ただ雨には向いていませんので、日本の気候を考えた場合、 雨用に別に1足ソールがラバー製の靴(これは安いので構わないと思います)をご用意していただいた方が、すべての靴が永く履いていただけます。

履きおろす場合のご注意


<2> 6ヶ月・1年点検
かかととつま先が減りやすい部分です。その部分だけまず修理の店で補修し、裏全体を使い切るようにします。 (FF車の前輪が先に減るので、前後をローテーションするように)

<かかと・つま先補修の修理受付ページへ>


<3> 車検
そして、ソールの前半分の真ん中辺りが薄くなったり、小さな穴が開いてきたら、オールソール張り替えのタイミングです。
ソールの張り替え時期
その期間が2年から3年に一度としたら、オールソール張替え(1足:1万〜1.5万円として)、ですから2年に一度4万円程度で、オーダーした良い靴3足を手に入れるのと同じ計算になるわけです。
この過程を5回繰り返せば、10年間靴には悩まされる事もなく、貴方のビジネスライフの大きな戦力となるでしょう。

<オールソール張替え受付ページへ>

<4> オールソール張替えじゃあないの? もったいない・・・
オールソール張替えじゃあないの? もったいない・・・
と矢沢永吉なら言ってくれるでしょう。
ソール(底の素材)が革の靴はオールソールの張替えでないと、その良さを100%引き出すことができないことをご存知でしょうか。

ゴムを張ったりの補修ではなく、減ったソールを張り替え、見えない靴の中のクッション材を入れ替えることにより、真新しく生まれ変わり、 見た目にはもちろん、履き心地もオーダーしたようにフィットするという体験を、是非していただきたいと思います。
そして革の通気性を損なわないため、靴自体の寿命も延びるのです。

日本人で一生の間に靴のオールソール張替えをする人は、まだまだ少ないと思います。こちらではソールの張替えを一人でも多くの皆様に体験して欲しい、 そのためにはリーズナブルな価格やマニアックになり過ぎない、普通の修理としてわかりやすく紹介・受付をさせていただいております。

「オールソール張替え受付」ページへ





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